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林業は運動になる!!

「林業って体にいいって聞くけど、実際どうなの?」「ただの作業で運動になるの?」そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。実は林業は、科学的に認められた「全身運動」であり、心身の健康に非常に良い影響をもたらします。今回は具体的な作業別の運動効果や、健康面でのメリットをまとめてご紹介します。


林業はこんなに体を動かす!作業別カロリー消費量

林業の作業は単なる肉体労働ではなく、本格的な運動として機能しています。作業内容によって消費カロリーや運動効果が変わりますが、どれもかなりの運動量です。


  • 間伐材の運搬補助作業1時間で約625kcal消費。筋力と持久力の強化に効果的です。(林業研究 J-STAGE)

  • 草刈り(下刈)作業1時間で約560kcal消費。全身運動となり、持久力の向上に役立ちます。(J-STAGE 下刈作業の生理負担研究)

  • 枝打ち作業(電動工具使用)1時間で約290kcal消費。肩や背中を中心とした中強度の運動になります。(J-STAGE 枝打ち作業研究)

  • 森林内歩行(森林浴)17分〜2時間の森林内歩行は血圧を下げ、ストレス軽減や副交感神経の活性化によるリラックス効果があります。(環境省 森林浴効果)


科学的にも証明された健康効果

林業の効果はただの体力向上だけではありません。多数の研究が、心身の健康全般に良い影響を与えることを示しています。


  • 有酸素運動と同等の効果傾斜地の歩行や長時間の作業が心肺機能を向上させ、脂肪燃焼に寄与します。(国際森林セラピー学会)

  • ストレス軽減森林での作業はストレスホルモン「コルチゾール」の減少、気分の改善、自律神経の安定に効果があります。(林野庁公式資料)

  • 免疫力アップ森林内活動によりNK細胞(免疫細胞)の活性が27〜53%上昇し、免疫力の向上に繋がります。(環境省 森林浴の科学的効果)

  • 登山やトレイルランに匹敵する運動量林業体験での平均心拍数・消費カロリーは軽登山と同等レベル。(信州大学 森林セラピー実験データ)


林業は「筋トレ × 有酸素運動 × 森林浴」の健康ハイブリッド

林業は、筋力強化(筋トレ)、持久力向上(有酸素運動)、さらに森林浴によるリラクゼーションや免疫力向上という3つの要素を兼ね備えた特別な活動です。身体面だけでなく、メンタル面や免疫機能の改善も期待できるため、科学的根拠に基づいて「全身健康アクティビティ」と言えます。


まとめ

単なる作業のイメージが強い林業ですが、実は科学的に証明された健康効果が多数あります。カロリー消費が高く、心肺機能向上や筋力強化に加えて、ストレス軽減や免疫力アップまで期待できる、まさに健康づくりにぴったりの活動です。


もし「運動不足を解消したい」「自然の中でリフレッシュしたい」と思っているなら、林業はまさに理想的な選択肢と言えるでしょう。

気になった方はぜひ一度、林業体験をしてみてください!新しい健康習慣の扉が開くかもしれません。

ご質問や体験談など、コメントお待ちしています!

 
 
 

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